表面硬さ/研磨模様/ばね特性試験
バネ(スプリング)及びバネに関連する用語を規定しているばね用語(バネ用語)において、”g)ばね試験・検査”に分類されている用語のうち、『表面硬さ』、『研磨模様』、『ばね特性試験』のJIS規格における定義その他について。
コイルばね、板バネ、皿バネ等の種類・名称・形状・用途、バネ定数やばね荷重の計算・設計、ばね鋼等バネ材料、ばね加工・製造、試験・検査などに関連する用語として、ばね用語(JIS B 0103)において、”g)ばね試験・検査”に分類されているバネ用語には、以下の、『表面硬さ』、『研磨模様』、『ばね特性試験』などの用語が定義されています。
ばね用語(JIS B 0103)
⇒【g)ばね試験・検査】
分類: ばね用語 > g)ばね試験・検査
番号: 7141
用語: 表面硬さ
定義:
素材及び製品の表面の硬さ。
対応英語(参考):
surface hardness
慣用句(参考):
−
分類: ばね用語 > g)ばね試験・検査
番号: 7142
用語: 研磨模様
定義:
と石(※1)の粗さ、研磨速度、被加工物の材質、送り方向などによって現れる模様。
対応英語(参考):
grinding mark
慣用句(参考):
−
分類: ばね用語 > g)ばね試験・検査
番号: 7210
用語: ばね特性試験
定義:
ばね特性(※2)を測定する試験の総称。
対応英語(参考):
spring characteristics test,
determination of spring characteristics
慣用句(参考):
−
(※1)
と石(砥石)とは、圧縮コイルばねの端末などの研削及び研磨を行う工具のことです。
天然石のもの及び人造研磨材を焼結したものがあります。
(※2)
ばね特性(バネ特性)とは、バネに加わる荷重とそれによって生じるバネのたわみ(バネに荷重、モーメントなどを加えたときに発生する変位又は回転角)との関係を意味します。